中国のアルミも活発みたいですよ~
2004年中国は地金消費量が594万トンに達しアメリカ(580万トン)を抜いた。そのため地金生産量・消費量共にトップに立ち今や中国のアルミ産業の動向は、世界に影響を与えるほど成長したと言える。それに伴い国内生産だけでは消費が追いつかず、輸入量も3年前に比べ倍近くの量を輸入するようになった。輸入は欧米諸国や日本など缶材や板材・箔などが中心である。しかし今後は国内供給体制が強化されるため、徐々にではあるが輸入量は減少するであろうと思われる。
中国の板圧延メーカーは大企業・小企業合わせて200社は優に超え、熱間圧延機は400基、冷間圧延機は700基あるとしているが、稼働率は60%ほどである。これらの施設も大半が旧ソ連製のものだが今後は生産効率アップのため新鋭設備の導入を急ピッチに進めている。
押出メーカーは小規模企業合わせて1000社以上あり、押出プレス機は2500基を超えると見られる。稼働率は70%以上である。1000トン以上押出すような中堅企業以上のメーカーは塗装・アルマイト設備のラインを持っている。
中国の品質・サービスはまだ水準の高いものとは言えず、寸法精度・表面品質の日本との格差は大きい。サービスの面も国営企業が多く顧客との意識は薄いため、納期や梱包、クレーム対応などは問題が多い。しかし民間企業はある程度サービス感覚を持った企業が育ち始めている。その中で現在中国は慢性的な電力不足であり電力の取り合いが進んでおり中小企業は苦しい立場に立っているという。
しかし今後中国のアルミ企業は競争力を持ち、韓国のノベリスコリアを超えアジアのアルミ供給基地になっていく日も近いと思われる。そこで日本と中国の関わり合いが非常に大切になっていくと思った。



