1月アルミ相場レポート
市場調査委員会の12月末の市況投票結果は、東京、大阪、中部地区の全ての地区において、横這いの結果となった。アルミ圧延品の店売り、一般材等の市中価格が上伸し、一般高となりだした。

メーカー各社は、1月出荷から、店売り、一般材等の製品価格が、アルミ地金分の30円スライド値上げしたもので、市中価格もこれに反応したものである。また、地金分の転嫁に加え、圧延メーカーでは、今まで、重油、副材料、鋳造、ロス等、製造コスト上昇を理由に、また、合金棒については、更に材質エキストラを加算して、ロールマージンの値上げを実施していく意向で、1月後半から2月にかけて、もう一段の値上げとなる見通しである。
11月のアルミ圧延品の板類は、生産が11万7千7百トンで、前年同月比4.5%増、出荷は、11万6千2百トンで、同比6.8%増と共に4ヶ月連続のプラスとなった。主力の缶材が微減にとどまり、相変わらず、印刷版、輸送機械器具等、内需全般に好調だったのに加え、前年同様、輸出が増加したことから、4ヶ月連続のプラスとなった。
一方押出類は、生産が8万9千8百トンで、前年同月比1.3%減で、出荷は、8万9千9百トンで、同比0.3%減となり、共に3ヶ月ぶりのマイナスとなった。
箔は、相変らず日用品向けが減少、主力のコンデンサー向けが頭打ちとなったことから、生産が3ヶ月ぶりに、出荷が2ケ月連続のマイナスとなった。生産が1万2千3百50トンで前同比3.4%減、出荷は、1万2千3百20トン、同比2.3%減となる。
11月は特に、船舶、鉄道車両向けの納入が集中した為に、記録的な大幅増となったもようで、LNG船タンクと航空機向けは、古河スカイが国内シェアを独占、次世代新幹線向けは、神戸製鋼と日本軽金属がシェアをほぼ2分している。



